先日作業台の脚となるソーホースを作りました。
作業台がなるべく安くできないかといろいろ考えたのですが、手間と金額を考えた結果ソーホースブラケットを使い、ツーバイフォー材を使うのが一番お手軽で安いという結論になりました。
ソーホースとは、鋸を使うための馬(台)のことです。昔うちの増築をしたときに大工さんが作ったものがあるのですが、それはあまった柱用の角材を使ったかなりごついものでした。
しかし、今回は角材を使ったのでは高くつきそうです。強度はそこまで必要ないので、安いツーバイフォー材を使ってできるだけ安く作りたいのです。
天板は別途1000×2000のベニヤを購入してのせます。脚は高さ約800、幅1000の脚を3脚用意してそこに天板を乗せる計画です。
まずはホームセンターで2×4の長さ1820(ホワイトウッド)の材木を8本購入(@348)
そしてソーホースを自分で組むのはなかなか難しそうだったのでお手軽にソーホースブラケットを3セット購入(通販にて@710+送料)
いろいろな種類のソーホースブラケットがある中で一番安いのを選んだわけですが、物をみると確かにつくりは雑なのは否定できない。曲げの精度や塗装が雑な印象を受けます。
ためしに2×4材をはめてみると、角がきつかったりゆるかったりと寸法も結構雑。
まぁ雑な脚を作るためのものなので問題ないでしょう。
で、脚となる材を切り出します。作業台の高さを850としたいと思っています。天板の厚みが12だとすると838です。そこまでの精度は必要ないので、800~830くらいでよさそうです。
ブラケットの高さと、そこにのる2×4材があります。そして足が三角形に開くので若干高さが下がることを考慮してその高さをはかってみると、脚になる部分の長さは770くらいでした。いろいろ図って計算で出すほど精度はいらないので、現物をはめてみてだいたいで決めてしまいました。
ということで脚となる材は長さ770で12本。天板を乗せる台となる部分が長さ950で3本。
丸のこでさくっとカットします。
脚は開いたときに地面にきちんと接地するようにおよそ15度くらいの角度で斜めにカットします。
カットした部分はカンナで面取りして、ソーホースブラケットに挿入。そしてねじ止めします。
するとこんな感じになります。これを2つ並べてブラケットの上に950の2×4材を挟むとソーホースの出来上がりです。実測してみると高さは約820でした。
と、こんな感じで出来上がりです。切って挿しただけですが割と丈夫そうです。
あとは天板を購入してこの上に乗せるだけです。のせるだけなのでいつでもばらして片づけることができる優れものです。一脚あたり約2000円、3脚で約6000円です。
ソーホースブラケットを使わずに木組みで作ればもっと安くできるはずですが、加工の手間が結構かかりそうな気がします。そもそもどういう組み方をするのがいいのか調べたり考えたりするところからなので、お手軽度を考えるとブラケットは正解だと思います。