手術翌日です。
そもそも点滴に痛みどめは入っていますが、痛いので痛みどめを追加で入れてもらい眠くなるので寝る。程度しかできません。管もいっぱいついています。点滴はもちろんのこと鼻からもなにやら入っています。
夕方にはちょっと歩いてみましょうねと言われ、あるけるのかしら?と思いながら寝てすごします。いろいろな管がつながれていますが、朝にはいくつか管が外されて(もう何がつながれていたのかもわかりませんが)残ったのは酸素を吸引するマスクと鼻から入れているたんなどを吸引する管と点滴と導尿管です。酸素はマスクから鼻につけるチューブになりました。お腹に入れていたチューブを抜くのはなかなか痛かった気がします。が、意識は朦朧としているのであまり覚えていません。言われるがままのマグロ状態です。レントゲンとの装置がやってきて腹部のレントゲンをとりました。うごけないので、腹の下にフィルムが入った板を入れるのが大変でした。
そして着替えを手伝ってくれまして、無事手術着から寝巻に着替えました。
鼻からのチューブも抜けました。あれはぬるぬるっと妙な感じで抜けていくのでいやーな感じです。普段体験することがない感覚です。
しかしこの時点、されるがままで自分ではどのような状態になっているのかいまいちよく理解できていません。
そして夕方、歩いてみますか?と言われトライです。
感覚としては足の方はしっかりしているつもりです。足はいけそう。
痛みは痛みどめがきいていて、傷は痛いのだろうけど、違和感がある程度で痛みはそれほど感じない程度に抑えられています。ただ、目がちかちかします。視点が定まらない感じですぐぐるぐるとまわってしまいます。あるくにはこれが怖い感じがします。
が、まぁ看護師さんもいるし、病院なのでひっくり返っても何とかしてくれるでしょう。
そろりそろりと病室の出入り口まで点滴の棒を支えにしながらすがって歩き、引き返してまたベッドに戻りました。本日の歩行はこれにて終了。
期待していたほどの歩行ではありませんでした。もっと歩け!と厳しくやられて「あるけませ~ん」と言いながら倒れながらも歩くのかと思っていました。そして、倒れ掛かると美しい看護師さんが肩を貸してくれ支えてくれる。その隙にちょっとおっぱいをもみもみしてみたりなんていううれしいこともあるかもなーーなんて思っていたのですが、だいぶ期待はずれでした。
実際にはおっぱいをモミモミするチャンスもなくふらっと歩いたのかどうか微妙な感じでちょっとだけ移動しただけでした。全然歩いたという気はしていないのですがよしということなのでおしまいとしました。