がん告知から2日目です。
さて、昨日がん宣告されたものの我が家はがん家系ではないと思っていたのでがんについての知識は全くありません。さすがに死亡原因の上位にいる病気なのですこし調べてみました。
分かったことは以下の通り(専門家ではないので嘘があったらごめんなさい)
- 大腸がんは比較的進行が遅い
- 日本ではS字結腸と直腸のがんが多いが今回のがんは上行結腸がん
- 直近では俳優の今井雅之さんが大腸がんで亡くなったばかり
- ステージは0~4
- ステージ0だと「上皮内がん」といわれ保険などではがんの対象外としてあつかわれたりする
- 上皮内がんは内視鏡での切除が可能で転移の可能性が0%
- 深くまで浸潤しているとステージ1でさらに深いとステージ2
- リンパに転移しているとステージ3
- ほかの臓器へ転移しているとステージ4
- ステージ4になると5年生存率が極端に下がる
- ステージ3までは60%以上の5年生存率
- 肛門付近だと切除により人工肛門になるが、今回は上行結腸なので人工肛門の心配はない
- 今のところステージはわからないが先生の口振りと調べたことを総合するとステージ2、悪くても3ではなかろうか
- 生命保険は免除特約がついているのでがんと診断されれば(上皮内がんでなければ)生命保険料の支払いが免除される。
- がん保険は免除されないらしい。
- ついでに学資保険、養老保険も免除されないらしい。
- 住宅ローンは疾病保障なしなので免除されない。(無念!疾病保障つけとけばよかった・・・)
- 手術は開腹か腹腔鏡手術で、リスクはどちらも同程度で双方メリットデメリットがある
- 転移の可能性がなく切除のみなら2~3週間程度の入院らしい
ざっとこんなところです。
検査の時の先生の口振りとネットで調べた内容を考えて、ステージは2、悪くても3ではないかと予想しました。(答え合わせは治療後かな)
転移がなければ、5年生存率も60%を超えるのでそんなに悲観するものではないでしょう。
悲観してはいないですが、やはり子供たちが成人するまでは生きて見届けたいと思いますからここでくたばるわけにはいかないです。
がんになる予定はなかったのですが、幸いがん保険には入っていました。
治療費に関しては大丈夫だと思います。しかし、入院や手術でしばらく働くことができないとなるとその間の収入が心配です。保険金についても「上皮内がん」なのか「悪性新生物(いわゆるがん)」なのかによりだいぶ金額が違います。
とはいえやはり転移の可能性がない上皮内がんであってほしいです。ですが、今回発見されたがんは4cmとそこそこの大きさがあり、検査した先生も内視鏡で取れるとは言っていないのでいわゆる「がん」なのではないかと予想しています。
住宅ローンは疾病保障付きにすると金利が+0.3%となっていたので、がんになる予定もない身としては疾病保障なしで借りることに疑問はありませんでした。なので、今回がんと診断されても住宅ローンはなくなりません。残念です。0.3%をけちらずに疾病保障をつけておけば・・と悔やんでも後の祭りです。まぁローンを組んだ当時にもう少し知識があったとしても疾病保障をつけるという選択はなかったと思いますから仕方ありません。
そんなことを考えていると、がん保険や生命保険の請求などはいつすればいいのか?という疑問がわいてきました。
これについてもいろいろ調べたところ
- 請求には医師による確定診断が必要。
- 医者は生検での病理検査により診断を確定する。
ということで今回採取した組織での検査結果をもって次の診察で確定するのではないかと思います。なので、保険については次回診察後電話で連絡して手続きの要領確認と資料送付依頼をします。請求は分割して途中でもできるようですが、手続きをその都度しなければならなくなって手間なのでまずは最初の治療が終わってからすればいいのではないかと思います。
とりあえずいつごろ何をしなければならないのかは見えてきたので一安心です。
あとはがん罹患が発覚したことをどこまで知らせるのか?という問題です。
妻と実母には検査当日に伝えました。実父はあの世なので伝えようがありません。空に向かって念じておきます。そしてわからないかもしれないけど子供には伝えました。心配をかけたくはないのですが、義理の父母にもどこかで伝える必要があります。子供の世話などで手を借りることもあるでしょうし、子供に話してあるのでわかっていなくてもどこかでぽろっと話してしまう恐れがあります。前回足の手術は次女がぽろっとしゃべったことで義父母の知るところとなりましたから。ですからさすがに内緒ではすまされないと思います。妹はお盆に帰省してくるのでそのときに話すことになるでしょう。友人はどこまで話そうか悩みます。がんなどあまりうれしい話ではないので、聞かされる方も負担だと思います。変に気を使われるのも嫌だし申し訳ない気がするので、がんであることを話すのは抵抗ないのですがあまり話さない方がいいのでしょうか。悩むところです。
その都度考えることにします。
そうそう、6歳の娘が風呂上がりに「お母さん、”とりちゃ”ちょうだい」と言ってました。
はて?”とりちゃ”ってなんだ?
今日かみさんがはと麦茶をいれました。6歳の娘は初めて飲んでそこそこ気に入ったようでした。”はと”→”鳩”→”とり”と変換され”とりちゃ”となったようです。子供の発想はステキだ。
本日はここまでにします。