初診の日の診察で決まった検査日程の第1戦目です。
3連戦は以下の通り
1戦目(7日):CT
2戦目(10日):大腸カメラ
3戦目(11日):バリウムを入れての大腸検査
初日のCTは3時間まえから絶食です。が、実際には7時半頃朝食を食べてから絶食です。13時からの検査ですが、30分前の12時半頃到着。
受付をすませて、書き忘れていた問診票と検査同意書を慌てて記入して提出。昨年も検査したので様子はわかっています。今回も造影剤でおもらししたような感覚に襲われつつもおもらしせずに無事終了。
予定外の診察が入っていたのでCT終了後は診察へ。
だいぶまたされてようやく診察室へ
「CT見ていたんですが、大腸がんがここでほかはざっと見たところ転移しているようすはないですね。」
「これが大腸がんの部分です。まわりのリンパが少し腫れているようにみえるのでリンパへ転移しているかもしれません。」
「手術ですが、どこまで説明しましたっけ?」
っておい!という感じだけど、まぁ先生も大勢を相手にして誰にどこまで話したかいちいち覚えていられないのでしょう。手術さえきっちりしてもらえれば問題ありません。
「腹腔鏡での手術になると思われる。というところまで聞きました。」
「では手術について説明しますね。」
「手術は腹腔鏡での手術になります。おなかのこことここと5か所に穴をあけて器具を入れて手術をします。」
紙にしるしをつけながらの説明です。
「最後にこのおへその上の部分を5cmほど切ってそこから切除した大腸を取り出します。」
「大腸は、小腸のところからがんがあるところの10cm先までを切り取り、切ったところに小腸をつなぎます。」
「結構な大きさで取るんですね!」
「腸が固定されていなくてぶらぶらしているところと固定されているところがあるので、固定されているところにぶらぶらしているものをつないでやることになります。」
「日程ですが、はやければ19日の手術になります。そうすると2日前の入院になるので17日の入院です。が、来週私が夏休みなので17日に検査結果の説明予定ですので、入院した日に検査結果と手術の説明になってしまいますがいいですか?」
「どうぞどうぞ!さっさと手術してしまいたいので問題ありません。何時ころの説明になりそうですか?」
「入院は10時ころで、その日私は外来があるのでおそらく17時とか18時頃になってしまうかと思います。その時は家族の方にも聞いてもらいたいのですが大丈夫ですか?」
しばしスケジュールを思い出してみながら考えたけど、まぁほかのことは多少大変でも調整してもらって手術を優先するしかないかと思い
「問題ありません!」
と回答しました。その間約1秒。
「では、入院の説明を受けていってください。手術日は20日、21日もしくは翌週に変更になる可能性もありますが、その場合は入院日が手術日にあわせてずれます。なので17日は予定通り外来は残しておきます。17日の入院でなかった場合には17日に検査結果の説明をします。」
「手術日の決定は13日になるので直前になってしまいますが、病院から連絡をします。」
ということで19日~21日あたりでの手術が濃厚となりました。
看護師さんに説明を受けると
「コーチ2という器具を売店で購入してそれをもって総合案内で説明をうけて、それから入院受付をしてください」
ってことで、時間はすでに14時過ぎており腹が減ったので売店で”コーチ2”を購入(3000円もした)しついでに遅いランチでパンとコーヒーを購入し、その場で急いでパンを口に押し込んで総合案内へいきました。
コーチ2とは呼吸訓練器で、手術後呼吸をスムーズにするため、またたんを出すためのトレーニングをする器具のようです。DVDの説明を受け、技師の方から使い方の説明と練習の指示を受けます。今はなにも難しいことはないのだけれど、手術後は難しかったりするのだろうか?
そんなこんなで説明をうけ、続いて入院手続きの説明を受け資料をもらって本日の検査終了。長い一日でした。
自宅に戻り、飲み会へ。もちろん酒は禁止されているのでノンアルコールです。がんになって治療に忙しい自慢をして楽しい時間をすごしました。
土日は一休みで、月曜、火曜と排便地獄です。憂鬱。